家族に迎えるまでのエピソード

家族に迎えるまでのエピソード

ゴン太 ゴン太くんオーナー
2023/05/21 16歳6ヶ月 男の子 68 チワワ

ゴン太は東日本大震災の後、知り合いから預けられました。
元々、男性が一軒家で彼女とペットショップで売れ残っていたチワワを迎え入れ飼っていました。
ゴン太と名付けられたチワワは、ケージから出ることもなく病院にも連れて行ってもらえない生活を3年弱過ごしていました。
彼女と別れた飼い主はゴン太の世話が疎かになっていたそうです。

一軒家の2階はルームシェアしていた男性が住んでいました。その彼もワンコを飼っていました。

震災後、飼い主はゴン太を置いて1人で西の方に逃げてしまいました。
ルームシェアしていた男性がゴン太の世話をしていましたが、自分の飼い犬がヤキモチによるストレスで円形脱毛症になってしまったそうで、結婚して戸建てに住んだばかりの私に「1ヶ月だけ預かって欲しい。」と話がありました。

犬を飼いたいとは思っていたので飼育本は何冊か持っていて、それを参考に預かることに決めました。

我が家に来たゴン太は、とにかく臭く…爪は伸び放題、鼻の頭が赤く禿げ、フケもすごい汚い犬でした。
病院に1度も行った事がないということで、まずは病院に行き、色々診てもらいました。
まず、膀胱炎になっていた事、皮膚病にもなっていました。
赤く禿げていたのは皮膚病が原因だそうです。
狂犬病と混合ワクチンをお願いして、通院生活が始まりました。
1ヶ月の通院や薬代でかかった金額は10万以上。

飼い主が与えていた安いフードから、新しいフードを決めるまでの間、手作り食を開始。

少しずつ我が家に慣れてきて、1ヶ月が経った頃…
飼い主と連絡を取りました。

「もういらないから、もし飼ってもらえないなら保健所連れて行くから。」とのことだったので、完全に我が家の子になりました!
ずっとゴン太と呼んでたので、そのままゴン太です!

男性の業者さんが来ると大喜びして嬉ションしてたので、ずっと飼い主さんが迎えに来るの待ってたんだなと。
そこから何年も病気の治療をしていましたが、3年経つ頃には元気に(*^^*)
シニアになるまで、元飼い主さんの帰りを待ってた様子だったゴン太も今は私のことを大切に思ってくれてると信じています。

今日15歳の誕生日を迎えました!大好きゴン太♡